ウイニングイレブンの運命感
何をやってもうまくいかない日は、朝から色々あって何回目かのうまくいかないで、「今日は何やってもダメな日だ」という決定が下されると思います。
「何をやってもうまくいかない」を別の表現で「打てない」と書いた小説があります。神様が投げてくるボールをいつも芯をとらえてカッ飛ばしていたのに、まったく打てなくなるということです。イップス。
私はいつもイップスになると、サッカーゲームのウイニングイレブンを思い出します。大学時代、昼から晩、晩から朝にかけてやりこんだウイニングイレブン、ずっと続けると選手も歳をとり、40歳手前で引退します。引退して数シーズン経つと16歳で選手市場に登場します。仏教ではなく、ウイニングイレブンから輪廻転生を学びました。アラン・シアラーがゲーム上で引退した時放心し、16歳で現れた時にこれまでの自分は間違ってなかったんだと確信しました。
そんなウイニングイレブンですが、いつも8対0とかで勝っていたのですが、ある試合になるとシュートが全く入らなくなったり、ドリブルで簡単にボールを奪われたり、軽いファールで主力選手が怪我したりすることがあります。
いつもボコボコにしている相手なのに、どう頑張っても引き分けになります。
もう試合開始早々、いつもの角度からシュートを打って入らなければ、「何をやっても良くて引き分けな試合」と大体分かります。
仕事や休日の午前中で引き分け判断すると、後は時間が過ぎるのを待つだけです。
たまに、昼過ぎからシュートが入ることがありますが、もっと入れようとすると、相手にも入れられ、引き分けになります。引き分け判断したら、良くて引き分け。
仏教ではなく、ウイニングイレブンから不如意を学びました。
教の画数は11ですし。